まことの偏屈日誌【釣りとクワガタの日々】

ルアー釣りとクワガタ飼育を中心に、東京近辺を節操なく…日記感覚でまったりまいります。。

シーバスゲームでドラグを緩めにセッティングするメリットについて…

はい、まことで〜す。

 

 

 

 

今回はシーバスゲームの

ドラグセッティングについて書いてみたいと思います!

なにを今更と思う方も多いと思うんですが、記事にしてみようと思い立ったのには訳があります。

 

 

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わたしは釣りをしてる時に周りを観察するのが好きで、よく行く辰巳でも周りのアングラーがどんな感じで釣りをしてるのかを常に見るようにしてます。

 

どんなルアーを使っているのか…

どのくらい飛距離が出ているのか…

リトリーブスピードはどのくらいか…

 

とくに自分より先にヒットさせた人がいる時なんかは、不躾ですがまじまじと観察してます…笑

 

 

 

 

 

そんな感じで周りを見ていると意外に多いのが…

折角ヒットさせたのに、ドラグを締めてゴリ巻きして、エラ洗いでバラす…というパターン。

 

 

シーバスはバレやすい魚だと言われていますが、ドラグのセッティング如何でもっとキャッチ率があげられるのに勿体無いなぁ〜って思うのが正直なところ…

 

 

そこで、今回は緩めのドラグのメリットデメリットをわたしなりに解説していきたいと思います!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆まことのドラグセッティングは…???

 

 

まずは、普段わたしがどのくらいのドラグテンションで釣りをしているのか…

 

 

 

オーソドックスなPE0.8号に15lbのリーダーで、ズルズルとまではいきませんが、少し力を入れてラインを引っ張れば簡単に出るくらいです。

しっかりとしたドラグチェッカーはありませんが、自前で測ってみたところ約1000gほどのドラグテンションでした…

これはラインの強さに比べるとかなり緩めのドラグだと思うんですが、これでしっかりフッキングできますし、50〜60くらいのシーバスなら主導権を奪われずに安心してファイト可能です。

では、緩めドラグのメリットを紹介していきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ドラグを緩めるメリット!

 

 

・エラ洗いされにくい!

 

シーバスをやってる方なら

1度はエラ洗いでバラしというのを経験しているかと思います。

エラ洗いされるとバレるというのは最早常識といった感じですが…

 

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そもそもシーバスがエラ洗いをするのはどういう時でしょうか??

 

これは至極個人的な意見になるんですが

横にも走れず、下にも潜れず…シーバス側に主導権が一切ない場合にエラ洗いをすることが多いように思います。

 

ドラグを締めてゴリ巻きでファイトしているとシーバスは主導権を握られているプレッシャーから必死に抵抗し、唯一の逃げ場所である水面まで浮上してエラ洗いをします。

そして、フッキングが甘けりゃバレますし、フッキングできててもエラ洗いの勢いで身切れでフックアウト…

 

ゴリ巻き派のバラしのパターンはおおよそこんなところでしょう。

 

 

 

では、ドラグを緩めにセッティングするとどうかというと…

魚が抵抗するたびにしっかりドラグが出るので、ある程度魚は自由に動けます。

結果、無駄に暴れずエラ洗いもほとんどしません!!

取り込み前になり、人の姿が見えると流石に抵抗しますが、そこでもう1段階ドラグを緩め、しっかりと水中でシーバスの抵抗をいなしてやれば、取り込み直前のエラ洗いも防ぐことができます。

緩いけどしっかりフッキングできるドラグテンションと魚のサイズ、引きの強さに合わせたファイト中のドラグ調整でキャッチ率はかなり上昇しますよ♪♪

 

 

 

 

 

・魚の体力を奪える!

 

もう一つのファクターは、魚に体力を使わせる事…

 

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これは容易に想像が出来ますね!

魚のパワーをロッドで吸収し、ドラグを出してしっかりと魚に体力を使わせてやれば、後半スタミナ切れしてきて確実にキャッチできる♪♪

 

 

わたしも何度もやりましたが、サイズが小さいと侮ってゴリ巻きすると、取り込み直前の最後の抵抗でフックアウトするんです…

 

そもそも釣り具を使っての魚とのファイトは、釣り人の方が圧倒的に有利な状況…

焦ってゴリ巻きせずに、ドラグを使ってある程度魚に主導権を握らせてやるくらいの余裕があっても良いのではないでしょうか??

 

 

 

 

・一定のテンションをかけられる!

 

フッキングが不充分な場合、バラしに繋がるのがテンションのばらつき…

とくに、フワッとテンションの抜けたタイミングでフックアウトしてしまった…という経験がある方は多いのではないでしょうか?

 

これもドラグのセッティングができていれば防ぐことができます。

 

 

また、邪道ではありますが、ドラグをズルズルにしてリールを巻き続ければ、常にテンションをかけ続けながら魚を寄せてくることができます…

 

エリアトラウトなんかでよく見かけるやり方ですけど、個人的にはあまりお勧めできません。

楽しくなさそうですし…(*´-`)

 

 

でも、バラしまくって、どうしても獲りたいって時は試してみても良いかもです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて…

☆ドラグを緩めるデメリット!

 

 

・人口密集時、ストラクチャー周りでは注意が必要!

 

ドラグを出して魚に主導権を渡すという事は、それだけ左右に走られたり、ストラクチャーに絡まれる可能性は上がってしまいます。

湾奥の50〜60cmくらいのシーバスであればなんて事はないですけど、引きの強いリバーシーバスやランカーサイズとストラクチャー周辺でやり取りする場合、人口密集時には強引なファイトも必要です!!

 

 

 

 

・ファイト時間が長くなる

 

これも当然のことですが、ゴリ巻きで寄せてくるのに比べるとどうしてもファイトに時間がかかります。

手返しよく次を狙いたい、短い時合いを有効に使いたいという方には向かないかもしれません。

 

 

 

 

 

・フッキングが決まらない可能性も…?

 

ドラグがきつい方がフッキングパワーはロスなく伝わるので、緩すぎるとフッキングが不充分になる可能性もあります。

フッキングが苦手だったり、刺さりが悪いフックを使っている場合は、確実にフッキングできるようにドラグはきつくしておいて、フッキング後に緩めるのが良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上!

緩めドラグのメリットとデメリットでした!!

 

 

ドラグのセッティングは、釣りのスタイルや狙う魚種によって好みのセッティングが違ってくるものだと思いますが、シーバスのようにフックを外す術を持っている魚相手にはきついよりは緩いほうがなにかと有利な気がします。

エリアトラウトにドラグの大切さを教えてもらったからこそ、そういう考えに行き着くのかもしれませんが、皆さんも参考にしてみてくださいね♪♪♪

 

 

 

では、また。