VARIVASのエリアトラウト用エステルラインを使ってみた。
おはこんばんにちは!
まことです。
前回のエリアトラウト…
内容的には不完全燃焼でしたが、前々から試してみたかったラインの使用感を確かめることができました。
そのラインとは…
VARIVAS
スーパートラウトエリア マスターリミテッド スーパーエステル(商品名ながw)
長いこと使ってみたかった商品ですし、縦釣りとの相性も良さそうなので、今回はじっくりレビューを書いてみたいと思います!!
もくじ
ファーストインプレッション
まずは実釣の前に、ファーストインプレッションから参りましょう!
カラーはマットなオレンジで、視認性は高そうですね…
クリアカラーもありましたが、わたしは断然高視認性カラー!!!
ペレットを模したルアーを使う縦釣りは、横の釣りに比べて絶対釣力(村上晴彦さん曰く、ルアーやメソッドそのものが持つ魚を釣る力)が高いので、ラインの存在を消すよりも視認性を確保してフッキングの機会を逃さないことを優先する方が釣れると思ってます。
次に糸質と太さについて…
0.4号/2.1lbの太さを購入しましたが、若干太いかな…??って印象です。
0.4号/2.1lbだと、太さに対して強い感じがしますけど、他社製の0.4号のアジング用エステルラインと比べると触った感じも見た目もワンサイズ以上太く感じますね…
感覚的には0.6か0.8くらいです。
質感はシャキッとしていて、感度良さそうです。
あと、エステルなので瞬間的な入力や摩擦でプチプチ切れます。
その辺は、別段強いというわけではなさそうです。
実際の使用感
視認性
まずは視認性…
ちゃんと見えます!
太さもあるしカラーも見えやすい、釣行当日は偏向グラスを忘れてしまいましたが、それでも見やすかったです。
偏向があれば、もっと見えやすいはずです。
高視認性を売りにしてるPEには負けますけど、とにかく見えにくいエステルラインってことを考慮すれば良いのでは?ってかんじです。
感度
感度も申し分なし。
普段やってるPEでの縦釣りは、フォール中のリーリングやティップの位置調整でラインテンションをコントロールして感度を出してますが、エステルはライン自体の重さでテンションをかけやすいので、テンションコントロールがやりやすいです。
これは縦釣り初心者や、テンションコントロールが不得手な人にちょうど良いかもしれませんね!!
比重
エステルなので、高比重PEよりも比重が大きいです。たぶん1.35…
でも、想像以上にラインの浮力でフォール中のルアーを引っ張ってしまうので、リーダーは長めに入れる必要がありますね!
エステルならショートリーダーでもいけるかと思っていたんですが、無理なようです…
ライン特性的に摩擦系ノットは組めないので、ショートリーダーにせざるを得ない…
フォール姿勢の破綻を嫌うのであれば、高比重PE+ロングリーダーをFGで結束する方が気持ちよく釣りができますね!
糸ヨレ
糸ヨレは、かなりつきやすいです。
短時間で比較的多く魚をかけ、ドラグをたくさん出したからかもしれませんが、2時間ほどで糸はヨレヨレ…
エステルはライントラブル回避のためにサミングは必須ですけど、糸のヘタりが早いのでリスクは高そうです。
結構短時間でダメになるので、アジング用のラインみたいに200m巻きにして欲しいですね!!
キャスト性能
ラインの表面がツルツルなので、キャストフィールは悪くありませんし、そこそこ太いのでキャスト切れもありませんでした。
でも、サミングは必須です!!これはどのエステルでも一緒ですね。
若干太いからか、0.4号としては少し飛距離が物足りないかもしれませんが、3lbのフロロよりは飛びますし、フィーリングも断然上です!!
総評
以上、いろいろレビューしてみましたが、全体的には長所・短所のしっかりあるラインだと思いました。
機能面には問題ないので、材質の問題かな?
価格が安いので、高コスパを期待してしまいがちですが、一回使い切りのラインと考えた方が良さそうです。
かなり短時間でヘタってしまうので、しっかり使うには工夫が必要で、140mという中途半端な長さもネックのように感じます。
まぁ、機能面はいい感じなので、縦釣り初心者の方は使ってみてもいいかもです!
感度はPEには敵いませんけど、テンションかけやすい分、獲れる数が増えるかもですからね。
また、リールや替スプールをたくさん持っている人は、強風時やシビアな状況用に鞄に忍ばせておく…とか、いいかもですね!!
以上、久しぶりのタックルレビューでした!!
では、また。