まことの偏屈日誌【釣りとクワガタの日々】

ルアー釣りとクワガタ飼育を中心に、東京近辺を節操なく…日記感覚でまったりまいります。。

エリアトラウトでのラインの使い分け!自分のスタイルに合わせて正しくセレクトしよう♪♪

季節外れの猛暑の中、短時間ですがエリアに遊びに行ってきたまことです!

 

 

 

強い日差しとスレた魚に翻弄され、思うような釣果を出せませんでしたが、今回はアジング用に巻いた0.3号のエステルラインで釣りをしました!

 

 

 

 

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これで、ナイロン・フロロ・PE・エステルと4種類のラインを制覇したので、エリアトラウトにおけるラインの使い分けについて記事にしてみようと思います♪♪♪

 

 

 

 

 

まずは簡単に、各ラインの特徴をまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

《ナイロンライン》

しなやかで伸縮性がある・水と同等の比重・引っ張り強度が高い・感度が悪い

 

《フロロカーボンライン》

摩擦耐性が高い・比重が大きい・強度を持たせるためには太くなる・飛距離が落ちる

 

《PEライン》

細くても強度が出せる・比重が小さい・摩擦強度が低い・感度が良い・伸縮性が無い 

 

エステルライン》

強度が低い・比重が大きい・感度が良い・伸縮性が無い

 

 

 

 

…こんな感じでしょうか??

では、ここからはライン毎の特性に合わせてオススメの使い分けを解説していきます♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ナイロンライン

 

 

釣りのジャンルに関わらず、安価で扱いやすいナイロンラインは、初心者に人気のラインということになっていますが…

エリアトラウトにおいてナイロンラインを【初心者用ライン】と認識している人はほぼいないと思います。

エリアトラウトでナイロンを使うメリットは多く、汎用性も高いため、スプーン・クランク・トップウォーター・ボトムなど、全ての釣りをバランスよくこなしてくれる優等生です!!

 

 

 

ただ、いくら汎用性が高いといっても、ラインの性質上、向き不向きは存在します!

ナイロンラインが得意とするのは、スプーン・クランク・ミノーなど所謂巻き物と呼ばれるルアー群を使った巻きの釣り!!

 

 

特にスプーンにはナイロンラインが最適!!

スプーンは手感度ではなく、ラインの変化でアタリをとっていく目感度の釣りなので、視認性の高いカラーラインが選べる点と、魚のバイトを弾かないしなやかさ・伸縮性を持っている点が、スプーンにマッチします♪♪

 

 

逆に、低伸度・高感度が必要な縦釣りやボトムの釣りにはあまり向きません…

でも、やろうと思えば問題なくできちゃう…

それがナイロンラインです♪♪

 

 

 

わたしのオススメは…

サンヨーナイロン

GT-R ピンクエディション!

 

 

視認性が高く、とてもしなやかで強靭!

最近はほとんど使わなくてなってしまいましたが、スプーンメインのエリアに行くなら絶対巻いておきたいラインです♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆フロロカーボン

 

 

最も比重が大きく、摩擦耐性に優れるフロロカーボンはバス釣りでは最も人気のあるラインではないでしょうか??

エリアトラウトでも中層から下、そしてストラクチャーが絡むところではフロロの特性を遺憾なく発揮でき、さらにナイロンと同じく汎用性も高いため、オールマイティに使用することのできるラインです!

 

 

 

特にフロロが活きるのはクランク!!

ミドルレンジより深いレンジを探るときには、比重の大きさと低伸度のおかげでナイロンよりも情報を多く得る事ができます。

また、比重の大きさは強風時にも役に立ちます。

 

 

 

わたしのオススメは…

バリバス

アジングマスター フロロカーボン!

 

 

正直、可もなく不可もなくって感じでしたが、ベーシックFCとかに比べるとしなやかで強度もあり、扱いやすいです。

フロロは、ケチるとライントラブルでイライラすることが多いのですが、このラインであればトラブルなく快適に釣りができること間違いなしです!!

 

 

また、変わり種ですが…

サンヨーナイロン

GT-R nanodaX Crystal Hard

 

 

これはフロロなのか…??って感じですけど、一般的なフロロカーボンに比べて細くしなやかで、飛距離を損なうことはありません!

ナイロンとフロロの中間のような使用感で扱えるので、普段フロロを使い慣れていないわたしのようなタイプでも問題なし♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆PEライン

 

 

個人的にエリアでPEを使っている人は少ない印象を受けているのですが、わたしは2年くらいPEだけで釣りをしています!

それはPEの特性とハマってる釣法によるところが大きいんですが、正直にいって巻き物にはあまり向きません。

 

 

重量のあるスプーン(だいたい2.5g以上)を扱うのであれば問題ないんですけど、軽量スプーンやクランク・ミノーはめちゃくちゃ弾きます…

では、どういった釣りに向いているのかというと…ズバリ縦釣りです!!

 

 

2年間PEを使い続けているのは縦釣りにどハマりしているからなんです…

 

 

PEは強度を落とさずに糸を細くできるため、0.2号の極細ラインを選択することができます。

細くて軽量なPEラインなら0.5gほどの軽量ボトムスプーンもストレスなくキャストすることができますし、視認性の高いラインを使えばフォール中のラインの変化も拾いやすいです!

また、感度もバツグンなので些細な違和感をフッキングに持ち込むことも可能です。

 

 

わたしにとって、エリアトラウトでのPEラインは縦釣りのためにある!と言っても過言ではないでしょう…

 

 

 

そしてオススメは…

ユニチカ

シルバースレッド アイキャッチPE Ⅱ

 

 

毎度このラインばかり使ってます…

めちゃくちゃ視認性が良く、高比重でアタリも取りやすく、高価な高比重PEの中で圧倒的な低価格!!

その分、強度や質感は劣りますが…

それでもめちゃくちゃコスパの高いラインです!!

縦釣りするなら、このラインで決まり!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エステルライン

 

 

そして今回導入したエステルライン!

アジングで使用するイメージの強いエステルですが、エリアトラウトで使用する人も一定数いるようです。

 

 

ネットで得た情報によるとかなりピーキーで扱いにくく、エキスパートが使用するライン…というイメージを受けましたが、実際使ってみるとなかなか快適でした!!

 

 

今回は0.3号 1.75Lbを使用しましたが、30cmクラスであれば問題ない強度が有りました。

しかし、ラインがものすごく細く、ほぼ見えない…

ライン変化でアタリを取るのは無理なレベルだったんですが、とにかく情報量が多く、繊細なアタリも明確に感じ取ることができます!!

 

 

巻きの釣りにエステルを導入する人も多いようですが、個人的には縦釣りに向いているラインだと思います。

とにかくフォールのアタリが取りやすく、フッキングさせた時の気持ちよさも相当なものでした!!

 

 

また、ラインが細くしなやかなので、飛距離も出ます!

ラインの特性上、バックラッシュを誘発しやすいので、丁寧にサミングしてあげる必要はありますが…

 

 

 

わたしのオススメは…

34(サーティーフォー)

ピンキー

 

 

しなやかでキャスタビリティに優れ、ライントラブルも少ない良ライン!!

これまでに、いくつかのエステルラインを使って来ましたが、ピンキーのコスパの高さはその中でも一番!!

200m巻きなのも嬉しいです♪♪

 

 

 

 

ついでに、今回の釣行で使用したのは…

バリバス

アジングマスター エステル レッドアイ

 

 

アジングマスターシリーズを初めて使いましたが、しなやかで感度もよく飛距離も出るしいいラインだと感じました!!

そして、強度はズバ抜けて良いです♪♪

しかし、赤のラインはかなり視認性が悪いですね…

リールに巻いた見た目はめちゃくちゃカッコいいんですが…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上!

エリアトラウトでのラインの使い分けに関してでした!!!

ラインの特性を扱い方で捻じ曲げるのには無理がありますし、ラインの特性に合わせて釣りを変える柔軟さが必要…ということなんですけど、わたしの場合は替えスプールを持っていないので、ひとつのライン・ひとつの釣りにフォーカスしているのが現状です。

 

 

エリアで見かけるエキスパートっぽいお兄様方みたいに、何本もタックルを用意できるようなブルジョワアングラーになりたい…!!!

って憧れがないわけではないですけど、エリアトラウトはただでさえお金がかかりますから…節約せねば…

 

 

でも、とにかくエリアトラウトにハマってて、いろんな釣りを同時に楽しみたいって方は、ラインの使い分けで効率的にゲームを楽しむのをオススメしますよ♪♪♪

 

 

 

では、また。