ルアーウェイトに適したラインセレクトを考察。ポイントは「強さ」と「フルキャスト」!
おはこんばんにちは。
まことです。
先日に引き続き、今回もラインの話です。
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 200m 1.5号 ライムグリーン 31.7lb PL-M64R
- 出版社/メーカー: シマノ
- メディア: スポーツ用品
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ラインセレクトには、アングラーそれぞれに好みがあり、こだわりを持ってしまっている人も多いと思います。
わたしもこだわりがある方のニンゲンで、ラインが選べずによく悩んじゃいます…(T ^ T)
そんなわたしなので、ある程度の指標を設けてラインを選ぶように心がけています。
指標を設ければ、「最低限○○より太くしよう…」といった具合に、ある程度迷いを排除できるんですよ!!
ということで、今回はわたしがラインを選ぶ際の指標と魚種ごとのおススメラインセレクトをご紹介いたします♪♪
※以下はロッドとルアーウェイトがマッチしている想定でのお話です。そして、長文です…
☆ラインセレクト時の指標と考え方
ラインを選ぶ時、わたしが優先するのは…
「安心してフルキャストできる強さ」が備わっているかどうかです。
人によって大切にするポイントは様々だと思いますが、わたしの場合は…フルキャストに耐えられる強さです!
極端に細い糸や太い糸を使っている方には、その方なりの哲学があり、狙いがあると思うのですが、わたしはキャスティングに重きを置いてラインセレクトしています!
今回の記事を書くにあたって、わたしが勝手に考えた、「ルアーウェイトから理想のラインの強さを弾き出す公式」を紹介したいんですが…
残念なことに、完全にオーソドックスなラインセレクトになるんですよね…
参考にならないかもしれませんが、折角なので紹介します♪♪
それは…
「最大ルアーウェイト(g) × 200を上回ること!」
例を挙げます!
28gを最大値とした場合は…
28g × 200 = 5,600g
1lb = 454gとして計算した場合…
14lbラインだと5,600gを上回ります。
つまり最低でも14lb以上の強さを持ったラインが適しているってことです!
12lbだと 5,448g なので弱いかな…?
投げられない訳ではないですけど、わたしは「怖い」って感じると思います(T ^ T)
この方式に当てはめると、扱うルアーウェイトによっておおよそどのくらいの強さがあればフルキャストに充分なのかがわかります!
続けてルアーウェイトと狙う魚種、スタイル別に適当なラインの強さをまとめてみようと思います!
わたしのやったことのある釣りの範囲内になってしまいますが…笑
☆エリアトラウト
エリアトラウトで使用するルアーウェイトは、0.5g〜5.0gが一般的ではないでしょうか??
最も重い部類の5gのスプーンをフルキャストする場合、5g × 200 = 1,000g以上の強さのラインが望ましいです!
3lb(1,362g)…
エリアトラウトではベーシックな太さです。
この太さでほぼ全てのルアーが扱えます!!
軽量ルアーを中心に据えて釣りをするのであれば2lbでも充分ですが…
40cm以上の魚が相手だと、少し心もとないです…
1g〜3gまでがメインなら、あまりラインのパワーは落とさずに3lbを使うのが安心です♪♪
また、トラウトロッドは柔いので、フルキャストするときにラインの伸縮性も利用して弾き出すようにしないとなかなか飛距離が出せません。
キャストで負荷をかける前提であれば、強めでも問題ないということです!
しかし、1gを切るようなルアーを扱う場合には2lbを選択するのが懸命です…
ラインの重さとガイド抵抗で飛んでくれませんから…
わたしは1本のロッドでなるべく多くをこなす為に、0.3号PE(1.2lb相当の細さ)と2lb or 3lbのリーダーを使っていました。
PEゆえのデメリットもあるので、モノフィラメントラインをメインし考えてらっしゃる方は、2lbと3lbの使い分けをしてあげるといいと思います♪♪
わたしのオススメは…
信者感が顕著ですねww
最近はバス釣ってないんですけどね…笑
バスフィッシングは、あらゆるルアーフィッシングの中で最も扱うルアーの種類が多いと思います。
その分、扱うルアーウェイトも様々!!
3gくらいの軽いものから、100gを超えるようなドデカイものまで…
扱うルアーに合わせてロッドもリールもラインも変えてあげなきゃいけません。
しかも、ナイロン・フロロ・PEの使い分けも必要…
バスフィッシングをガチでやってる人はめっちゃたくさんタックル持ってますが、扱うルアーが様々なのでその分タックルも多くなるんですね…( ´∀`)
したがって…
「バスを釣るなら○lbを使え!」
ってのは成立しません。
扱うルアーに合わせてセレクトしましょう!
スピニングで軽量ルアーを扱う場合は3〜8lb…
平均的なMクラスのベイトで3/8〜3/4ozくらいを中心に扱うなら14lb以上あれば安心してフルキャスト出来ます♪♪
例外なのがビッグベイト…
ビッグベイトをフルキャストすることはほとんどないと思いますし、わたし自身ほとんど投げたことがないでなんとも言えません。笑
シーバスでビッグベイトを試してみたいなぁーなんて思ってますけど、どのくらいの強さのラインが適当なのか…
その時が来たら考えまーす!!
☆シーバス
シーバスはバスの次にルアーの種類が多いかな??
わたしが子供の時は、ミノーかシャッドテールくらいしか使ったことがなかったんですが、最近は各社いろんなタイプのルアーを開発しています!
ということで、わたしがやったことのある範囲でパターン毎のラインセレクト紹介です♪♪
※シーバスを狙う時はPEラインとショックリーダーのラインシステムを使うのが定番なので、PE使用を前提に書いていきます!
バチパターンの場合…
早春から梅雨にかけて、バチ系ルアーを使用する釣りでは7g〜14gくらいがメインになります。
14gを最大値に設定してフルキャストすると仮定した場合…
14g × 200 = 2800gなので…
8lbあれば十分ってことになっちゃいます…
これはPEでいうと0.3号や0.4号の太さです。
たしかに、PE0.3号と6lbリーダー(ラインシステムのトータルパワーは4〜5lb)でシーバスを釣ったことはありますが、それは特殊なケースです!
わたしはシーバスをやってる方は、基本1本のタックルで広くカバーする人が多いのではないかと思うんですよね…
わたしはライトタックルがハマるパターンがあればと思い、2本用意していくことが多いですが…
バチパターン用に専用ロッドを用意している人って多くはないんじゃ…???
そこで!
20g前後のルアーまで扱う汎用性を持たせるために、0.6号を使うことをお勧めします!
0.6時PE(だいたい(12lbくらい)と12lbのリーダーをFGノット(結束強度約90%)で結束した場合…
トータルで約4900gのパワーが出せます!!
20g × 200 =4000gなので充分な強さです!
それでも、より軽いルアーを快適にロングキャストしたいって場合は、ラインの質に気を使ってあげればいいと思います!!
よつあみのG-soul X8 UPGRADEなら、ツルツルでしなやかです!
ストレスなくキャストできること間違いなしです!!
ハイシーズン or デイゲームの場合…
ハイシーズンとデイゲームの場合は、扱うルアーはやや重くなります。
だいたい14g〜30gくらいが多く使われているのではないでしょうか??
30g × 200 = 6000gとなるので、0.8号PEと16lbのリーダーで充分と思いきや!!
ロングキャストするために長いロッドを使うとなると話が変わって来ます!!
(ちなみに、8.6フィートのMLとかなら問題ありません…20g前後が快適だと思うので)
ロングロッドでフルキャストする場合は、1段階ラインのパワーを強くしてあげないとです!
ロッドが長いと遠心力が倍増するので、ラインにかかる負荷が増えるんです!
わたしなら1.2号PEと25lbでトータルパワーが22lbくらいに設定しますね…
ロングロッド(主に9.6フィート・Mパワー以上)を使用する場合は、
最大ルアーウェイト(g) x 300
で計算することをお勧めします♪♪
ロングロッドで30gをフルキャストするのなら…
30g × 300 = 9000g
1.2号と25lbリーダーを組み合わせ、約10000gのパワー得ることが望ましいです!!
※ちなみに「最大ルアーウェイト(g) x 300」の公式は、ライトショアジギングなんかにも応用できるので、ラインセレクトに迷ったら参考にしていただいて、得られた数字よりも強いシステムを組んであげると気持ちよくフルキャスト出来ますよ(*´ω`*)
…という感じで、数字を取り出していろいろ書かせていただきましたが、メーカーさんによってラインの強さに違いがあるのでお気をつけ下さい!
シマノのパワープロ Zなんかは1つ上の番手の強さを持ってたりするので…
号数だけで選んでしまうと、リーダーとのバランスが取れず、トラブルの原因になります!
以上!
今回は珍しく、苦手な数字を持ち出しての考察となりました!!
参考にしていただけると幸いです♪♪
では、また。