ベイトPEに無知過ぎた…考え抜いた結果が実はみんなの常識だった件…
おはこんばんにちは。
まことです。
わたしは、あーでもないこーでもないと言いながら、ベイトリールにPEを導入できないか思考錯誤してまいりました…
遠心ブレーキを使用するとリリース着後のブレーキ不足が原因でライントラブルが頻発。
トラブルを回避するために、飛距離を犠牲にメカニカルを締め、遠心は補助ブレーキとして使ったり…
マグネットブレーキだとキャスト直後からブレーキが効き続けるので、安心してキャストできる…
でも、スピニングより飛距離は出せませんし、ベイトの利点を活かすようなシチュエーションが少ない…
結局スピニング使う方がメリットが多く、ベイトを使うなら限られたシチュエーション…
キャストスキルを向上させて、飛距離とトラブル回避を両立させるしかないのかなぁーって思うに至ったわけですが…
でも、できることならベイト使いたいじゃないですか!!笑
ラインセレクトやブレーキセッティングなど、まだまだ詰められるはず!
…と意気込んでいろいろ考えてみたんですが…
最終的に思いついたのが…
「ナイロンリーダーを長く入れること」
思いついた後に調べてみたら、ナイロン派とフロロ派両方の意見がありましたが、ロングリーダーはかなりメジャーなセッティングらしく…
自分の知見の無さに凹んでしまいました。
そして早速実践!!
うん!!
投げやすいですね…!!
少し考えれば、都合が良いのは思いつけたはずなのに…
こんなにも扱いやすくなるのなら、いろいろ悲観的にならなくても良かったということでは…??
ということで…!
いろんなサイトで解説し尽くされていますが、ベイトPEでロングリーダーにするメリットをまとめてみようと思います!
ネットの記事では、
・リーダーの伸縮性を活かしたファイトで、魚とのやりとりがしやすい。
・そもそも50m以内の範囲であればリーダーが長くても充分なフッキングパワーが得られる。
・ストラクチャー周辺での安心感がある。
・PEの弾きやすさを緩和し、乗せやすくなる。
などなど…
いろんなメリットがあり、そのどれもに納得ができます。
しかし、個人的に最もメリットを感じるのは…
「キャストのしやすさ」
「飛距離の向上」
この2つのファクター!!
1つずつ解説していきます!
☆キャストしやすいのはなぜ?
ショートリーダー、もしくは平均的な長さのリーダー(ロッドの長さによりますが、レベルワインダーより先にリーダーの結束部がくるもの)でのキャスティングには…
最適なブレーキセッティングとリリース直後のサミングが必須になると思います。
その手間を回避し、トラブルを防ぐためにはブレーキを強くする他わたしに選択肢はありませんでした…
20gのメタルバイブを投げる場合。
シマノのSVSならダイヤル4番と強めのメカニカルブレーキで約40mの飛距離…
ダイワのマグネットならダイヤル8番とやや強めのメカニカルブレーキで約50m…
トラブルを完全に回避するにはこのくらいブレーキを強くしないと、わたしには扱いきれませんでした。
ナイロンラインであれば、メカニカルはスプールのガタつきがなくなる程度に緩めてやっても問題ありませんし、20gなら70m以上の飛距離が出せます。
調子に乗りすぎない限りバックラッシュもしません。
では、リーダーを長くするとどうでしょう?
ロングリーダーだと、クラッチを切ってキャストに移る時点で、リーダーの結束点はスプールの中にあります。
ここが個人的に1番重要だと思っています。
リーダーの結束点がスプールの中にあるということは、キャスト序盤のキャストフィールはナイロンで投げるのとほぼ変わりありません。
スプールの急加速による負荷をラインの伸びが吸収してくれるので、リリース直後のスプールの回転速度とライン放出のミスマッチが起こりにくいです。
もちろんめちゃくちゃなキャストだとバックラッシュしますが…
PE特有のライントラブルは軽減させることができるように思いましました。
☆飛距離が出せるのはなぜ?
これは「ブレーキを弱められるから」の一言に尽きます。
わたしがPEですキャストするときにブレーキを強くするのは、ルアーが飛んでる時や着水時のバックラッシュを避けてのことではありません。
より軽量になったスプールのリリース直後の急加速と、ライン放出のミスマッチを避けるためです。
リリースさえうまくいけば、あとはほとんどバックラッシュすることはありませんよね?
ブレーキのセッティングが甘いとルアーが飛んでる最中にラインが浮くことはありますが、サミングさえしてやればバックラッシュにつながることはありません。
わたしはロングリーダーを取り入れてから、メカニカルを緩められるようになり飛距離を出せるようになりました!!
モノフィラメントの感覚でリリース
↓
メインライン(PE)でライン放出
…という感じで双方のラインの強みを活かすことができます!
スピニングと比べるとやはり飛距離は落ちますが、ナイロンラインと同等の飛距離が出せるようになりました♪♪
これも、もっと長い期間使って検証する必要がありますが…
ロングリーダーシステム初導入時の所感は好調なものでした♪♪
…と、ここまでロングリーダーのメリットをひとしきり語ったので、続いては長さとラインの選択について♪♪
☆リーダーの長さは??
リーダーの長さは4〜20mの間で扱いやすい長さにセッティングしましょう!
もちろんロッドの長さによって最短の推奨値は変わりますが、長い分には20mくらいまでが良いのではないかと思います。
わたしは10mくらいリーダーを取るようにしていますが…
キャスト後のロッドの収束が終わるまでリーダーがスプールの中にある方がライントラブルも回避でき、キャストフィールも損なわれないのではないでしょうか?
端的に言うと、ロングリーダーでも長めの方が扱いやすいってことです(о´∀`о)
☆個人的にはナイロンリーダーがおススメ!
上の方で述べましたが、ロングリーダーにもナイロン派とフロロ派がいます。
わたし個人のオススメはナイロン♪♪
理由は…
ナイロンはフロロより細いので結びコブを小さくできるから!!
実際に測ったわけではないんですけど、フロロよりナイロンの方が同じ強さでも細いですよね?
フロロの16lbとナイロンの12lbが同じくらい…???
どちらにせよ、ナイロンの方が1番手から0.5番手くらい細い気がします!!
…と、こんな感じでロングリーダーのメリットを紹介しましたが…
個人的にはもっと早く知りたかった…
あと、ベイトPEをされてる方たちに支持されているPEラインの存在も知ることができました!
Berkley(バークレー) ライン スーパーファイヤー150m グリーン 1.2号 20lb.
- 出版社/メーカー: Berkley(バークレー)
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いつか試してみたい…( ´∀`)
追記…実際に試して見ました…
ベイトPEついての考え方が大きく変わりました!
新しい知識を得ることができたので、これからは…高切れで散っていったルアー達のご冥福を祈りながら、逞しく投げていこうと思います。笑
では、また。