まことの偏屈日誌【釣りとクワガタの日々】

ルアー釣りとクワガタ飼育を中心に、東京近辺を節操なく…日記感覚でまったりまいります。。

ウルトラライトタックルでの東京湾奥シーバスを考察…トラウトロッドで食わせ重視のセコ釣りシーバス♪♪

おはこんばんにちは。

まことです。

 

 

 

 

 

 

 

湾奥シーバス…

運河筋でのマイクロベイトパターンと食わせ重視のバチパターンで…

ここ最近で最高の釣果を叩き出した時に、私が握っていたのはトラウトロッドでした…

 

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ロッド…シマノ カーディフAX 62 SUL

リール…シマノ 17ソアレCI4+ 2000HG

ライン…PE0.6号×6lbフロロ

 

 

トラウトをするときはPE0.3号に3lb以下のリーダーなので、それに比べると糸を強くしてありますが、リーダーは6号…

あまりシーバスでは使わない番手かもしれません。

 

 

 

今回は、ウルトラライトタックルでシーバスを狙うメソッドのメリット・デメリット・オススメのセッティングなどを考察し、次回以降の釣行に活かすための整理をするとともに、皆さんと実釣での使用感などを共有できればと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

 

☆メリット

 

 

・キャストアキュラシー向上

 

長いロッドより短いロッドの方がキャストアキュラシーは良くなります。

長いお箸よりも短いお箸の方が扱いやすいですし…野球のバットもミート率を上げるために短く持ったりします…

 

 

ルアー ロッドも短いものの方が扱いやすいのです!!

 

 

小型プラグや軽量ルアーをピンポイントにキャストする釣りがメインになるので、ロッドが短いことによる恩恵を存分に受けられます。

 

 

 

 

 

・手返しの早さ

 

ロッドの長さは手返しにも影響します。

長いロッドでの両手キャストは、回収からキャストに移るまでに時間のロスが生じます。

でも、7フィートくらいまでのロッドであれば、片手で振り抜けます!

さらにトラウトロッドなら軽いので扱いが楽で手返しも早くなります。

 

キャストを繰り返して、口を使ってくれる魚を探すためには、手返しの早さは重要になってきます。

 

 

 

 

 

 

・乗せやすい

 

グリグリ巻いてるときのシーバスのバイトは結構激しく、勢いのあるバイトが多い印象です。

 

しかし、バチパターンの場合はほぼ柔らかい吸い込みバイト…

私の場合即合わせしてしまう悪いクセがあるので、乗せきれなかったり、ルアーが口からすっぽ抜けたりすることが多々あります。

 

しっかり魚がルアーを吸い込むまで、フッキングを堪えてやらないといけないんだと思うのですが、ウルトラライトタックルならあまり気にしなくても乗せる事ができます。

 

ルアーが軽く吸い込みやすいこと…

 

ロッドティップが柔らかいことで適度にラインを送る事ができ、深いバイトを得やすいこと…

 

意識的にフッキングを遅らせたり、ラインを送って吸い込ませなくても、ラインやティップにアタリが出た時点でフッキングできる程度にルアーが送り込めている状態にあるので、手元にアタリが出た時点でフッキングすれば乗せられる確率は高くなります。

 

表層の吸い込みバイトで乗せにくい魚を獲っていくのがバチパターンの醍醐味なのかもしれませんが…

「バチパターンにはソリッドティップを使え!!」とおっしゃる方もおられる様で…釣果を優先するなら柔らかいティップは必須条件になります!

 

 

 

 

 

 

・魚が暴れず、やりとりがしやすい

 

前回SULのロッドを使いましたが、しっかり乗せられた魚はほぼ確実にキャッチできました。(アクシデントで足元で一匹バラしてしまいましたが…)

 

隣でやっていらしたおじさまは立ち位置が良く、常に魚が目の前にいる状態だったんですが、魚をかけても乗せきれなかったり、エラ洗いでバラされたり…

 

逆に私は若干立ち位置が悪く、狙えるエリアも絞られていました。

おじさまよりもバイトの数は少なかったかもしれませんが、こちらの魚は獲れています。

 

 

それはなぜが…??

 

 

 

 

私が思うに…

【ロッドがしなるのでドラグの滑り出しが良い…】

 

【魚の動きにティップが追従し、魚の急な動きに対応しやすい…】

 

【ドラグを出す前提のファイトで、魚が暴れるのを防げる…】

 

 

大まかにはこんなところでしょうか??

 

 

ウルトラライトロッドのやりとりのし易さは、トラウトをやったことのある人であれば容易に想像できるかと思います。

ロッドをしっかり曲げてやれれば、ドラグワークがしやすく、ファイト中の魚の変化にも対応しやすいですし、あえて魚に主導権を委ねることで魚にストレスを与えずにやり取りできます!!

 

ないか

そして、今回やってみて1番感じたのは、【魚が暴れないこと】です。

 

現場で良く見かけるのが、竿先を下げっぱなしにしてドラグも出さずにゴリゴリ巻いてくるパターン。

これだと魚は対抗するためにエラ洗いをしたり、首を振ったり…

ラインとフックに掛かるテンションが飽和してる瞬間にこれをやられるとバラされる確率が高くなってしまいます。

 

魚がジャンプしたり、エラ洗いをする動作を見せた時に竿先を下げて対応することはやりとりのテクニックですが…

 

ずっと下に構えて巻き続けるだけでは、下に構えていてもただのゴリ巻きと変わりません。

 

 

 

今回獲れた魚はエラ洗いやジャンプをしませんでした。

 

もちろん取り込む瞬間に多少の抵抗はしますが、基本横に走るか潜ろうとする動きを見せました。

これはドラグワークを前提としたやりとりによって得られた効果だと思います!

 

 

 

 

 

 

・ラインの細さは気にならない

 

今回巻いていた0.6号のPEラインは、ライトゲームにおいて、細いわけではありませんが、前回はリーダーを6lbフロロにしていました。

 

ストラクチャーの少ない港湾部のオープンエリアなら問題なくやりとりが出来ますので、怖いということはありませんでした。

8lbくらいが適切な様な気がしますが、6lbでも問題ないです。

ラインに合わせたドラグの設定ができれば、60UPくらいは余裕で寄せてこれました!

アベレージの小さい港湾部でのゲームなら、細糸でも大丈夫って事です(*´ω`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆デメリット

 

 

・飛距離が出ない

 

比較的飛距離の出しやすい、シンペンでも50m弱が限界です。(無風で3.5gのフラッタースティックの場合です)

ルアーが軽いのでこれは仕方がありません。

 

どうしても近距離戦が中心になりますので、シーバスが接岸している状況下でないとストライクゾーンまで届きません…

 

 

 

 

 

・風が強いとダメ

 

風が強いと全く飛ばない上に、ラインが風に煽られてリトリーブスピード・リトリーブコースの制御が効かなくなり、アタリの伝達も悪くなります。

 

10m以上の風がある場合は諦めるか、風が裏に移動せざるを得ません…

 

 

 

 

 

 

・ストラクチャーに弱い

 

メインライン、リーダー共に細糸を使うため、ストラクチャーに絡まれるとラインブレイクの危険が伴います。

橋脚裏でヒットしたり、魚が潜った時にブレイクラインに擦れる場合は慎重にやりとりする必要があります。

 

ストラクチャーについた魚を獲る場合はリーダーを強くする必要がありますが、さらに飛距離を損なう原因になるので、運河やオープンなフィールドでの使用に限定するのが無難でしょう。

 

 

  

 

 

・アングラーの密度の濃い場合は要注意

 

エラ洗いやジャンプのリスクは軽減しますが、その分魚が横に走るケースが多く、アングラーの密度が濃い場所では周りの迷惑になる可能性があります。

前回は隣と6mほど距離がありましたが、さらに近いとしんどいかもしれません…

実際に横に走られた時は少しヒヤヒヤしましたし、大きい魚をかけた場合はそのリスクが跳ね上がりそうです…

 

 

 

 

 

 

・ランディングネットは必須

 

 

フッコサイズでも抜き上げはほぼ出来ません。

取り込みの際はランディングネットの使用が必須になります。

 

ネットがあるのに小さい魚を抜き上げて、陸にビターンってやる人が結構多いですが、それは出来ないです…(むしろ魚は傷つかないのでメリットなのかもしれませんが…)

 

私の様に慣れていないと取り込みであたふたしてしまいます( ̄∀ ̄)

 

 

 

 

 

 

☆オススメのセッティング

 

 

・ロッド

トラウト、アジング、メバリングなどに使用するロッドが良いと思いますが…

わたしはトラウトロッドをオススメします!!

シマノ ロッド カーディフ AX S66UL-F



理由は、トラウトロッドのテーパーだからこそやりとりを有利に行えることと、ガイドが大きいため飛距離が出しやすいからです!(シマノのトラウトロッドしか所持していないので、他のメーカーさんの使用感はわからないのですが…)

 

アジングロッドもメバリングロッドも、ファーストテーパーのデザインとマイクロガイドの組み合わせが多く、さらにガイドの数も増えるので、飛距離と粘りが得られません。

そのかわり感度は抜群に向上しますので、両方所持している方は、釣りのスタイルに合わせて使い分けると良いかもです!!

 

 

 

 

 

・リール

 

シマノならC2000番か2500番のシャロースプールが扱いやすいと思います。

シマノ リール アジング 17 ソアレ CI4+ 2000S

わたしの場合は2000番のシャロースプールを使っていますが、タックルバランスがラインシステムに大きく依存するため、パワーのあるリールよりもドラグの滑らかさを重視した方が良いのではないでしょうか!

 

バス用・トラウト用・ライトゲーム用など、ドラグワーク前提の釣りに適したリールであればまず問題ありません♪♪

 

 

 

 

 

・ライン

 

前回はpe0.6号と6lbリーダーでしたが、6lbのリーダーを使うなら0.3号のPEでも良いかもしれません…

 

リーダーの太さに合わせてメインラインを変更するのがベストですが、汎用性を選ぶなら0.6号です!

 

使うロッドのガイド経によっても変わってくると思うので、ロッドと得たい飛距離のバランスを考えてチョイスしてみてくださいね♪♪

 

 

 

 

 

 

 

以上、湾奥シーバスでなウルトラライトタックル使用についての考察でしたが、如何でしたでしょうか??

 

パターンにハマったので勢いに任せて考察した感はありますが、そこそこ参考になる内容が記事にできたのではないかと思います。

 

東京湾奥での近距離戦に特化した釣り方なので、このタックルで勝負できる場面は限定されますが、適切なタイミングで使用すればかなり破壊力があるので、是非みなさんも試してみてください♪♪

 

特定の条件下でしか通用しないので、サブタックルということになりますが…持っていて損は無いと思います!!

 

このパターンで釣れたよーって人がいたら、とっても嬉しいです(*´ω`*)

 

 

 

 

ご意見・ご感想などお待ちしてます!

 

では、また。