16メタニウム MGL にPE巻いて投げてみた結果…
おはこんばんちは。
まことです。
お休みの日に釣りに行かないのってなんだか負けた気がするので、夕方1時間だけキャスト練習してきました!
ただ投げるだけだと面白くないので、どうせなら実験してみようと思い…長いこと眠ってた16メタニウム MGLを引っ張り出してきて、ショアジギ用に買っていた2号のPE(パワープロ)を巻いてみました!!
ベイトにPEを巻いてみたいって欲求は以前からあったんですが、どうしても懐疑心が歯止めをかける…
…ということです。
アナログブレーキのベイトリールにPE導入するかを迷っている方々の人柱となりましょう!!
飛距離
みなさんが一番気になるのはやはり、飛距離でしょう。
これは個人的な感覚なんですが…
ナイロンの方が飛びます…!!
まぁ、これはある程度予想してました。
ベイトの場合、ガイドの摩擦はスピニングほど大きくないので、ラインが細いことによる飛距離アップはさほど望めませんし、何かしらのブレーキが常にかかっているわけですから自由に糸が出て行くスピニングのようにPEで飛躍的に飛距離が出ることはないってことなのでしょう…
メタルジグくらい飛距離の出るものであれば、ナイロンの90%ほどの飛距離が出せますが…
ブレーキ設定が甘かったこともあり、他のルアーは軒並み飛距離ダウンでした。
ライントラブルとブレーキ設定
PEでバックラッシュすると致命的…みたいな話をよく聞きますが、「PEはナイロンよりもバックラッシュしにくいし傷も浅い?」ってのが初めて投げてみた印象です。
釣行終了レベルのバックラッシュをしてしまうと、ナイロンだろうがフロロだろうがゲームオーバーですから、あくまで良くある「あーバックラッシュしたなー。」って程度のバックラッシュでの話ですけどね!
しかし…
スプールの初速に遠心ブレーキが追いついていない…フルキャストするのが怖い…というのが正直な感想です。
遠心ブレーキはその構造上、スプールが回転し始めないとブレーキがかかりません。
調子に乗ってフルキャストして、キャスト直後に派手にバックラッシュ…なんてことがよくありますが…スプールの初速が早すぎてラインの放出が間に合わないのが原因だと思います。
PEの場合、ライン自体の比重が軽いので、さらに初速が早くなってしまうんでしょうね…
PE用のベイトリールのブレーキがマグネットだったりDCだったりする理由がわかりました!笑
私の場合…メカニカルゆるゆるで遠心マックスでもかなり慎重にサミングしないとダメでした…
「キャスト直後にサミング!!ラインを放出しまくりたいけど風に煽られてラインがどんどんライン出て浮いてくるぞ!?結局フルサミングやんかぁー!!」
って感じでした…
そりゃ飛距離も出ないよねー(゚∀゚)
某有名釣りブログでも記事になってましたが、トラブルレス性を求めるなら飛距離を犠牲にメカニカルを締めるしかないのでは…??
モアザンのPEチューンのSVスプールや、エクスセンスDC…快適にキャストは出来るでしょうけど、飛距離は出ないんじゃ…??
なんていう疑心暗鬼が生まれましたね。
感度
これは申し分なし!!
気持ち悪いくらい好感度♪♪
バイブレーションとか、ハンドルがブルブルしすぎて逆に巻きづらいかもww
かなり沖にあるルアーの振動もちゃんと伝えてくれるので、シーバスにはいいかも!!
一度沖でアタリ?があってフッキングしたんですが、60mくらい距離があったのにアタリもダイレクトだしロスなくフッキングができるのは利点ですね!!
ゴンっていきなり当たったし、バレた時の感触的に鯉のスレっぽいですが…ベイトPEの真価が発揮された瞬間でした。
まとめ
PEで遠投したいなら
スピニングでええやん♪♪
ってことですね。
メタニウムのラインキャパだとナイロン16lbで75mくらいですから、シーバスやるには心もとなくて…PEに期待したんですが…
ナイロン14lbにしてみよっかなーって感じです。
もちろん小場所や40mくらいの飛距離があれば成立するフィールドならPEの出番もあると思いますが…
DC買える財力もないので、私にはナイロンでいいかなーってところに落ち着きましたとさ。
では、また。